夫婦と子で構成される核家族が全国的に一般化した現代で、三浦は家庭の構成が2世帯,3世帯の大家族,拡大家族の残る素晴らしいまちです。
「亀の甲より年の功」の言葉が示す通り、日常生活の中で年長者の経験を得ることができるからです。
それを、もっと磨き上げてシティセールスにしませんか?
「三浦市は人よし 食よし 気分よし」のスローガンのように、三浦の人びとは温かい。
このぬくもりを、自分の家族だけでなく、近所の若者夫婦、移住された方々にもおすそ分けできるコミュニティづくりを私は応援します。
年長者の知恵と経験が次世代に引き継がれるよう、また子育てで困った親たちが気軽に年長者に相談できるよう、同年代の横の繋がりだけでなく、世代を超えた縦の繋がりを意識し、積極的に機会の創出ができるよう励みます。
三浦は日帰り観光のまちとして、多くの親子連れ観光客が訪れます。
おむつの替えられるトイレや、授乳室、一時的に預かってくれる託児施設が今よりもっと整備されれば、より多くの観光客が訪れるまちになります。
また、観光客の親子だけでなく、三浦に住む親子にとっても一時預かりができる託児施設は魅力的ではないでしょうか。
今後、「海業」の推進によって人の往来が増える三浦だからこそ、住む親子、来る親子にとっても子育てしやすい優しいまちであるべきです。
国が子ども政策に本腰を入れた今、三浦における人の流れを分析し適切な場所に予算をかけることが大切です。
そして、企業連携によるCSRや大学連携事業など、行政で全て賄うのではなく、多方面で協力が得られるよう、三浦の未来のために営業をかけ、走り回ります。
地方創生は随分前から叫ばれてきましたが、都心一極集中の体制は未だ大きな変化はありません。ですが都心ではなかなか難しい子育てが、この三浦ではできます。
上記で既に書いたことと重複しますが、それは同世代の横のつながりと、世代を越えた縦の繋がりのある子育てです。
三浦でしかできない子育て政策を打ち出すことで、他の地域と差別化を図り、移住促進や三浦出身子育て世代のUターンに繋がります。
マグロの黄金期、三浦の三崎が全国から注目されました。
今度は、兵庫県明石市のように、教育と子育てで全国から注目されるまちにしませんか?
三浦は今、「担い手不足」に陥っています。
家業の後継者問題はもちろん、民生委員や地元消防団、各地地域の青年会や婦人会、子供会やPTAの役員、青少年指導員、保護司、その他地域ボランティアなど。挙げたらきりがありません。
議員や市長など為政者であってもそうなのです。
でも仕方ないのです。人が減っているのだから。
かつて一世風靡した言葉で言えば「事業仕分け」が今求められています。
つまり、昔の人口規模での人員配置は無理があるので、今の人口に即した、定数の算定を行い、同時に業務整理を行うべきであります。
同時に、育児、教育、防災など、どの組織にどのような役割があり必要とされているかを若者に伝え、担ってもらえるように説明することも必要です。役割や目的がはっきりすることで各団体の棲み分け・連携が強化されます。